機体の調整と飛ばし方

まっすぐ飛ぶかな?

左の図のオレンジ色の部分のように、ずれていないかをチェックします。


右の図のように、翼にゆがみがないかをチェックします。


尾翼の最後尾を上にむけて少しまげると機体が上昇し、下にむけて少しまげると機体が下降します。


最後は、紙飛行機が左右どちらかに曲がっていってしまう場合の修正の仕方です。紙飛行機が左右に曲がる理由としては、紙飛行機を通り抜ける空気(風)が曲がっているからだと考えられます。そのことを考えながら翼の形を修正していきます。主翼で調整する方法や、翼の取り付け角度を変える方法などもありますが、尾翼で調整するのが最も手軽な方法です。垂直尾翼の最後尾にカーブをつけるのが最もよいでしょう。(双垂直尾翼の場合は両方の垂直尾翼を同じ方向に曲げます。)また、水平尾翼の最後尾にカーブをつけて調整することもできます。(上昇、下降の調整をする場合とよく似ています。要は、左右どちらかの上昇力、または下降力をあげるということです。)


機体の調整が終わったら、外に出て飛ばしてみましょう!運動場ぐらいの広さがあればいいですね。また、紙飛行機の弱点は何と言っても“風”ですので、風のない穏やかな日をねらって飛ばしに行きましょう。 でも・・・、紙飛行機を飛ばす前に、周りに人がいないかよく確認しましょう!紙飛行機といってもけっこう硬いもの。ぶつかったときの衝撃はすごいです!もしものときのために、紙飛行機の先端にスポンジを貼っておくのもいいですね!では、紙飛行機を外で飛ばすためのコツをいくつか挙げていきます。

紙飛行機を飛ばすための方法は、大まかに2種類あります。手で投げる方法と、ゴムを使って飛ばす方法です。もちろん、ゴムで飛ばした方がよく飛びます。

ゴムの種類にもいろいろあります。あまり伸びすぎると、ゴムの力を100%使えませんし、あまり硬すぎると初速度が強すぎてうまく飛びません。ゴムの長さは、80~90%ほどゴムを伸ばした時点で、矢引き(片手を伸ばし、もう一方の片手は胸の前辺り)になるくらいがいいようです。

紙飛行機は、空中を滑るように飛び少しずつ落ちていきます。落ちようとする力と上昇する力とがバランスを取って滑空するわけです。だから、できるだけ高く上げてから滑空するようにすると、長く飛ばすことができます。 なるべく高く飛ばすには、やっぱり真上(90度)に向けて飛ばす方がいいのでしょうか・・・? それとも80度くらいの方がいいのでしょうか・・・?それは、紙飛行機によっても違うので、自分で一番いい方法を見つけてくださいね!

※外で飛ばす場合、まっすぐ飛ぶように調整したままだと、どこか遠くに飛んでいってしまって紙飛行機を回収できないこともあります。そこで、わざと少しだけ左右どちらかに曲がるように調整し、旋回しながら滑空するようにします。

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